1回目のフリータイムが終わって、2回目のフリータイムです。
「あの、、ここ座ってもいいですか?」
男性に声をかけられました。
顔を上げるとそこには・・
喜劇!喜んだのもつかの間
「あの男性が来てくれた!!」
そう思って顔を上げました。
念じてたことがあの男性に伝わったんだ(≧∇≦)
嬉しくて嬉しくて、ニコニコしながら顔を上げたら
・・へ?
あなた、だれ・・?
そこには知らない男性が立っていました。
いや知らないってことはありません。今目の前に立っている男性も、婚活パーティーの参加者のひとりですから。
なので正確に言えば「さっきの5分トークで喋ったけれど、記憶に残ってない人」。
てことで、知らない男性改め、記憶に残っていない男性が私の前に立っていました。
私がボーっとその男性を見上げ、記憶を思い出そうとしていると
「お話ししたいので、座っていいですか・・?」
と男性が。
ハッと我に返り
「あ、どうぞ(汗)」
と返事をしました。
男性は着席するなり
「さっき、趣味の旅行の話をしましたよね」
と会話をリードしてくれます。
え?旅行の話?
したような気がするけど、、
てか、いろんな人と旅行の話したから、覚えてないよぉ(汗)
って言っても忘れましたとも言えないし、、
とりあえず思い出そう。
えーっと、どんな話をしたっけかなぁ・・?
必死に記憶をよみがえらせようとします。
やっと思い出した!瞬間に・・
男性はどんどん話を進めていきます。自分はこんな場所へ行って、こんなことをした、とか。
とりあえず私も「そうなんですね」と相づちを打ちながら話は聞いていましたが、いまだこの男性のことを思い出しません。
そして
「私も大阪で行きたいところがありまして・・」
と男性がなにか話始めようとしたとき、思い出しました。
あ~!大阪のユニバーサルスタジオジャパンの話をした人だ!ってね。
そうそう、この男性とは旅行の話をして、私は大阪のUSJが楽しかったって話をしたんだった。
そうだそうだ、思い出した!
・・って、やっとの思い出すことができましたw
いやあまりにも回転スピードの速い婚活パーティーなので、一人ひとりのことなんか覚えられませんよ。
やっとのことで思い出せたのですが、その数分後、
「フリータイム終了です!」
と合図が入りました。
え?もう?
一瞬、私はびっくりしました。
だってこの男性のことを思い出すのに必死で、まともな会話ができなかったですから。
続けて司会者さんから
「今からカップリングシートに、第1から第3希望まで記入してもらいます。記入が終わりましたら、近くにいるスタッフに渡してください」
と説明が入りました。
この時、ハッとしました。
私、あの気になる男性と話せなかった・・
怒りの妄想爆発?
「記憶に残っていない男性」の記憶を思い出すことに必死で、気になる男性がどこにいるのかも、全くわかりません。
現実を直視したくなかったのかw 私は変な妄想を始めます。
てかそもそも、あの男性、私のところに来てくれなかった、、
あぁ、残念、、でも仕方ないよね
と思ったけど、ふいにこう考えが変わりました。
ん?いや、待てよ?
来てくれなかったんじゃなく、もしかしたら来ようとしてた?
でも来れなかった?
うん、その可能性はある!
だって「記憶に残っていない男性」が先に私のところに来ちゃったから。
だからあの男性は、私のところに来たくても、この男性が先に来ちゃったから、諦めたとか、、
だとしたら・・
なによこの記憶に残ってない男めー!!
ウキー!!!(怒)ヽ(`Д´)ノ
まぁこれは私の勝手な妄想(解釈)ではありますけどね。
でも気になる男性とも話はできなかったし、番号もわからないままだったので、なんかこの記憶に残ってない男性のせいにしたかったんですよねw
カップリングシートは未記入
他に気になる男性もいないし、結局カップリングシートは白紙のまま提出しました。
その後、カップルになった人の番号が読み上げられ、カップルにならなかった人たちは退散となります。
帰り際、例の気になる男性も一緒に退散組に入ってると思って見ていたら・・
彼は会場に残ったままでした。
そして、若い女性(たぶん20代)に声をかけ、なにやら雰囲気良さげでした。
ってことは、あの気になる男性は、他の女性とカップルになっていたのです。(;´Д`)
はぁ、、
ガックリ肩を落として自宅に帰りました。
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