女子会を断る勇気!嫌われたらどうしようは取り越し苦労?!

私は人の誘いを断ることができませんでした。

たとえ気乗りがしない女子会でも、

「せっかく誘ってもらったんだし」
「みんな輪から抜けるのも嫌だし」

このような理由で、面倒だなと思いながら参加することもありました。

ですが、初めて女子会の参加を断ったときのことです。

断るまではすごくドキドキして、不安と緊張で胸がいっぱいでしたが、断った瞬間、モヤモヤした気持ちが晴れたのです!

そして、ちょっと自分が好きになりました。

愚痴を言うだけの女子会

今の部署で初めて「女子会」に参加したときのことです。
(女子会という年齢ではありませんが・・)

社内人事異動があって間もなく、「仕事の悩みを共有しよう」と、同じフロアの女性社員4名が集まって、ディナー会が開かれたのです。

異動してきたばかりの私にとっては、先輩たちにたくさん仕事の話が聴けるという会は、とても有難く思いました。

せっかくの機会だからここぞとばかりに仕事のやり方を教えてもうらおうと、事前に聴きたいことを簡潔にまとめておきました。

そして迎えたディナー会当日。

仕事終わりに会社近くのレストランで開催されました。

メニューを決め、軽く乾杯すると、話題は今日あった出来事の話になります。

まぁ、会が始まってすぐには具体的な業務の話はしないだろうと、しばらく先輩方の話を聴いていました。

ですがその中の先輩Aさんが、今日の出来事の話からどんどん飛躍し、上司や同僚・後輩の噂話、悪口へと発展していったのです。

(あれ?少し話の雲行きが怪しくなってきたぞ・・?)

そう思ったのもつかの間、今度は自分がされて辛かったこと、自分は悪くない、すべて上司が悪いんだということまで話が進みました。

それを聴いていた先輩Bさんは、Aさんの意見に激しく同調します。Bさんも同じような経験をされたそうで、Aさんの話にさらに輪をかけ話を盛り上げます。

(ちょっと!話がマズイ方向に進んでいるよ!)

私は心の中で慌て始めました。

先輩Cさんも、始めはニコニコしながら話を聴いていましたが、さすがに行き過ぎたこの言動はマズイと感じ取ったのでしょう。Aさんをなだめて落ち着かせようとします。しかしAさんの暴走は止まりません。

暴走は止められないまま、最終的には、上司が結婚できないのは水虫だからだ!いうと意味不明の発言まで飛び出し、結局最後までAさんの独壇場のままでした。

Cさんはなすすべもなく、苦笑いをしています。

私はというと、事前に準備した質問をすることもなく、なにか発言することもなく、ただただ目の前のAさんの愚痴を聴いて、愛想笑いをするしかありませんでした。

こうして「仕事の悩みを共有しよう」という名目の女子会は終了しました。

嫌われる勇気

自宅に帰ってから、散々考えました。

いったいあの会はなんだったんだろう
3時間も先輩の愚痴を聞かされ、業務に関する話は一切ない
ただ高い食事代を払っただけで、得たものはなにひとつない
こんな女子会に参加して、意味があるのかな・・

しかし、異動して間もない私は、先輩の誘いを断ることができません。

その後も不定期ではありますがこの「女子会」が開催され、その度にAさんの愚痴を聴く羽目になります。

行きたくないと思っていても、自分の立場を守るため、先輩を敵に回したくない思いから、しぶしぶ参加していました。

ある時、また女子会があるからと誘われました。

しかし今回の女子会はいつもと違います。

いつもなら会社近くのレストランで行われるのですが、今回は会社から1時間も離れたとあるホテルでディナーを楽しもうという内容でした。

会社から一台の車に全員乗って、片道1時間かけて行って、ホテルで2~3時間ディナーを楽しんで、また1時間かけて会社に戻ってくる。合計約5時間も一緒に過ごすことになります。

・・無理ー!!!

私は心の中で叫びました。

通常の女子会3時間でも限界なのに、5時間も一緒にいてあの愚痴を聴き続けるとは・・

どうしよう、行きたくない、嫌だ、でも行かないと、どうしよう

このときはもうとことん悩みました。悩んで悩んで悩みまくって、そんな時です。

ふと体の力が抜けて、そしてこう思いました。

「もう嫌われたっていいんじゃない?」と。

私は先輩に好かれるために仕事をしてるんじゃない。
給料をもらうために仕事してるんだ。
仕事してもらった給料を、行きたくもない女子会に使うなんてもったいない。

女子会を断ったことで嫌われてもいい。
私は仕事をするために会社に行ってるんだ。
たとえ嫌われて孤立したとしても、仕事だけはたくさんある。

この瞬間、断る覚悟ができました。

自分への感謝

翌日、先輩のところへ行き、女子会への参加をお断りしました。

断るまでは不安と緊張で、心臓がドキドキしました。

ですが意外にもあっさり受け入れてもらえ、拍子抜けしてしまいました。

「なんだ、こんな簡単なことだったんだ」

実は断るまではなにか言われたらどうしようと考え、頭の中は薄暗い霧がかかったような状態でした。

しかしすんなり受け入れてもらえたことで、モヤモヤ霧がかっていた私の頭の中は、一瞬にして晴れ渡りました。

あんなに悩んでいたのがウソのようです。一点の曇りもない、澄み切って晴れ晴れとした、すがすがしい感覚に包まれました。

その直後から解放感と達成感で胸がいっぱいになり、幸せに満ち溢れていました。

そしてなにより、勇気を出して行動した自分のことを愛おしく感じられました。

「よく頑張ったね。ありがとう、私。」

無駄な取り越し苦労だった?

その後の女子会についてですが、私が断った日を最後に、女子会が開催されることはなくなりました。

もしかして私だけ外されているのかな?と思いましたが、信頼できる先輩Cさんにコソっと訊いたところ、本当にやらなくなったそうです。

他の先輩方も、以前と変わらず、同じ態度で接してくれます。

ということは、嫌われたらどうしようという私の思いは、すべて取り越し苦労だったのです。

先輩たちの気持ちを勝手に想像し、こんな風に思われるかもれないと、自分で勝手に想像し、自分で勝手に怯えていたのです。

でも現実の先輩たちは、私になにかを言うこともなく、普段通りに接してくれます。

私がが想像している以上に、周りの人たちは寛大でした。

「自分の正直な思いを打ち明けたら、あっさり受け入れられた」

人生、意外とこんなもんかもしれませんね。




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